後楽園に「新聖地」誕生。

2008年にも、東京ドーム敷地内に、約3100人を収容できるイベントホールや飲食店を備えた「新聖地」が建設される。

…ということだ。
この報に触れた人ならだいたい考えるだろうが、要は
「じゃあ、ドコがそのハコを埋められるの?」
ってことだ。現状、観てきた限りでは…全日本キックの合間じゃない興行とか、ノアとか、全日本プロレスのシリーズ開幕/最終戦くらいじゃなかろうか。できあがってみたらマッスルでしか埋まりませんでした、なんてことじゃしょうがないぞ。

と、マッスルを蔑視したところで言うのもなんだが、音響とか映像についての配慮も気になるところ。後楽園と言えば現状では「コスプレの聖地」でもあるわけで、コスプレイベントといえばダンスパーティーも付き物だったりする。
コスパに使えるくらいの設備が整えられるハコであれば、例えばRISEやJ‐NET、(観たことないけど)ZESTのように、「ステージング」を重視する興行が飛躍するきっかけの場所ともなりうる………かな?

何にしろ、「空前のプロレス不況」と「格闘技バブル崩壊期?」のなかでのこの設備投資。
落成のその日までに、このハコが待望されるような環境に……なってるとは、やっぱり考えにくいなぁ…。
リフレイン。
「ドコが、そのハコを埋められるの?」