民ちゃん。

紙プロhandで、
「最近のプロレスは、技(の名前)が入り乱れててよくわかりません」
という編集者コラムがUPされた。

バカも休み休み言え。それを伝えるのがマスコミの役目だろうが。読者はそれを求めてマスコミを利用するんだぞ。
「暴露」なんぞという低劣な手段で業界の主導権を握ったとばかりに思い上がったマスコミは、一方でその実体に追いつけないでいるってことか。アホか。
「過去の」プロレスの秘話を好餌として部数を稼ぎながら「今の」プロレスを語る言葉も持たないくせに、「今の」プロレスに警鐘を鳴らすなど、味噌汁で顔洗って出直してこい。


と激怒していたら時間は深夜、NHK教育で「高校講座・世界史」の時間になった。
吉村民ちゃんはかわいいなぁ。
何がかわいいって、無知なところだ。

民 「○○は△△だということですが、▲▲とはどう違うんですか?」(棒読み)
先生「○○における△△は〜〜ですが、一方▲▲では………ですね」(専門的な解説)
民 「はぁ、なるほど」(棒読み)
先生「だから今でも、△△では〃〃しますけど、▲▲では〆〆だったりしますよね」(わかりやすいたとえ)
民 「あ〜っ!そうですよね〜っ!!」(嬉しそうに)

たまらん!
わかんないのはわかんないでいいんだよ。とりあえずわかるところがわかった喜び、これが学究心の根底にある健全さは、とにかく清々しい。これは皮肉でもなんでもなく、「背伸びしない」「白けない」「素直さ」ってのは、ものを学ぶ(成長する)課程において絶対的に是だ。
教育番組という白けやすい現場にあって、一貫して素直さを保ち続けている民ちゃんの希有な魅力に万歳!

微妙にぽっちゃりしはじめているあたりもたまらんのだが、それはまた別の話。
このエントリが前半と後半で内容的にリンクしていそうに思えるが、それもやっぱり別の話。


民ちゃん万歳!