録画の不思議。

地上波をメインにしている方。地上波番組の録画には、CMというおもちゃ箱もあるが、やはり「ハンパ録り」がアツいというのがある。

「ハンパ録り」ってのは、例えば2時間テープで3倍録画。6時間ぶんあるわけだが、K-1を2時間半録画した後にPRIDEをやはり2時間半録画すると、1時間ちょい残るわけだ。
こういう「余り」に、プロレスを2回録画して調整する人もいるかもしれないが、だいたいは、その後半のPRIDE放送当日あるいは翌日(一日くらいはだいたいテープって入れっぱなしでしょ?)の、その当時見ていた深夜番組とかを録画してしまうのではないだろうか。

何故こんな話をしているかというと、今夜は久しぶりに「ディファカップでも見るか」と思って、テープを入れてそのまま再生してみたら、なんと「ヘビメタさん」が映ったわけだ。おぉ!俺、こんなの録ってたのか!
念のため説明しておくと、この番組は鮎川健と熊田曜子をパーソナリティに、何かロック雑誌の編集長(?)である久武さんをご意見番に据え、なんと元メガデスのギタリストにして現在新宿在住の日本通であるマーティ・フリードマンを起用した、おそらく00年代を代表する深夜番組のひとつである。あとのフォローははてなキーワードに期待。
さて、この回の「ヘビメタさん」は、残念ながらマーティは不在…だが、代わりのゲストが大槻ケンヂと野村のよっちゃん!なんつーか、ロック中年が3人(ゲスト二人+久武さん)集まると、こうも簡単に空間が「濃く」なるものか、と。
いくらマーティが日本通とは言っても、やはり日本的な思考とは違うわけで。ま、よっちゃんに代表される日本的なロック中年の思考ってのは、一言で言えば「ロックおやじギャグ」なわけだが、これがまぁ聞きやすいこと。いいもん残しといたなぁ。


サラっと書くつもりがこの分量だ。
さて、ディファカップ見よ。