三賞。

んで、今回モンゴル系力士の独占となった三賞。先ほどのまとめ表に、ついでに加えておいたので参照(三賞だけに)してください。

ところで三賞って何?というのもあるので、携帯でグーグルからウィキペディアに飛んで拾ったURLをぺたり、と。
うまく閲覧してもらえるだろうか。
http://wmlproxy.google.com/chtmltrans/p=i/q=%E4%B8%89%E8%B3%9E/s=0/h=ja/i=Shift_JIS/d=1/g=@26site@3Dsearch@26hl@3Dja@26lr@3D@26ie@3DUTF@2D8@26inlang@3Dja@26mrestrict@3Dchtml/u=ja.wikipedia.org@2Fwiki@2F@25E4@25B8@2589@25E8@25B3@259E/c=0

ふむ、「最低限勝ち越し」た、関脇以下の力士が対象。殊勲賞は金星や優勝争いの一方に、敢闘賞は番付以上の星を残した力士に、技能賞はちょいと特殊、と。
なんでわざわざこんなこと書いてるかというと、この三賞の決定と発表のタイミングなんですよ。
三賞は、千秋楽の本場所前にはもう決定・発表されてしまうんですよね。でも、このせいで微妙なアヤが出ることあるよね、っていう話。

今場所でいうと、敢闘賞。旭鷲山が受賞したんだけど、千秋楽の旭鷲山の相手は、前半の優勝争い序盤で平幕ながら白星を重ねて注目された若の里
若の里はさすがに中盤に星を落として優勝戦線からは比較的早い段階で脱落したんだけど、場所中はニュース中心で、千秋楽はとりあえず見ておこうか、っていう相撲ファン層っていると思うのよ。
でね、やっぱり三賞力士には目がいきます。なるほど、白鵬は殊勲・技能のW受賞か。みたいな。で、敢闘賞に挙がった旭鷲山。おぉ、もうベテラン力士だよなぁ。2ケタ勝利でがんばってるのか、なんて思ってると、その相手が若の里
若の里って名前は覚えてるじゃないですか。話題だったし。で、あれ?こいつもなかなかなんじゃなかったっけ?なんて思ってるうちに旭鷲山若の里の取組に。
勝っちゃうんだよね。若の里がさぁ。しかも、これで旭鷲山若の里はともに11勝。あれれ?となるわけです。

ボクの死んだじいちゃんが相撲好きで、子供のころは退屈しながらつきあわされてたんだけど、そのころからこういう場面には何度も出くわしてるんですよね。
敢闘しなかった敢闘賞力士とか、輝きのない殊勲賞力士とか、何もさせてもらえなかった技能賞力士とか、やっぱ見ちゃうと気が散るというか、極端に言えば
「相撲って難しいねぇ」
って気分になるわけです。

だからどう、って話はそれこそ難しいんだけど、たとえば表彰式にくっつけて発表するとか、そういう配慮の可能性ってないのかなぁ、と。

とまぁ、例によって当該場所のキモに全く触れない(決定戦のこと何も書いてねぇ…)今場所の感想でしたとさ。