日々に病んで夢はマットをかけめぐる。

まずは昼の部、DDT後楽園終了。
いやー、面白かったァ!!想像以上の世界観に圧倒されまくり!
次の全日本プロレス両国国技館までの間に、ざっくり感想をば。


後でちゃんとした結果へのリンクを貼ります。
というわけでスポナビはこちら→http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200608/at00010404.html
開場前、ちょっと贅沢して4500円の席。連れがいれば自由席でもよかったけど、一人だと席取りとかに不安があったので、指定席を確保。
で、例によって喫煙所に直行。ビールを買ってパンフを見ながら一服。いやぁ、さすがにトップ選手以外はわからん!いや、魔ッスル坂井がトップ選手かどうかはこの際度外視してくれ。
…と、控え室の方から、その数少ない「わかる」選手、大鷲さん登場!ズカズカと売店に歩み寄るや、ディザスター・ボックス*1グッズ売場の前で迷っていたカップルの♀さんに、無言でTシャツを突きつける。♂さん、反射的に財布を取り出す。体のいいカツアゲか押し売りみたいな光景だ(笑)。そんな一幕を横目に見つつ、いよいよ試合開始。

リング上では初めて観るゴージャス松野は、厳しい予想の下限より下回り、甘い想像よりはマシなポテンシャル。つまりは、文字通りの意味で「格好だけは飛び技になってた」というか。いや、フォームとかは崩れまくってるんだけどさ。あ、試合中に「青いハンドタオル」で汗を拭く時事ネタがありましたな。
それより、THE MACが…わりと、あんなもんなのかなって。ま、前回観たのがマッスルハウス2での大鷲トオルティーヤシートだったからしかたないか。試合結果レポだけではわかりにくかった必殺技の「えびフィレオ」「ソーセージマフィン」は、それぞれ逆エビ固めとフライングボディプレスでしたとさ。

この2試合は選手メインで。
タッグ戦2試合で計8名の選手が出てくる中、一番よかったのはやっぱり飯伏幸太かなぁ。
まず身体がズルい。足長い!跳躍力とかもハンパなく、文句なしにこの2試合の中でのマイベスト選手。
あと、タノムサク鳥羽も印象に残りました。なんつーか、序盤に普通ならレスリングの攻防で立ち上げていく部分を、普通にキックで組み立てていくっていう光景は想像以上。映画「マッハ!」の、カンフーではなくムエタイの動きで作られたアクションシーンをちょっと思い出した。
逆に期待はずれだったのは…これはやっぱり、MIKAMIの名前を挙げざるを得ない。飛び技の多彩さとキレは目を見張るものがあったけど…いくら身体が小さいとはいえ、そしていくら相手の松永が立派な中アンコ体型とはいえ、やはりフライングメイヤーひとつ決められないのは苦しいべー。
あ、あと、諸橋兄弟が入場時に懐かしいムーブを披露。四つん這いの弟に兄がまたがって…スタイナーブラザーズだね(笑)。試合中は、ポコを羽交い締めにした兄が「兄ちゃんごと、思いっきり打ってこい!」との名言が誕生。


さぁこの後から、「見りゃあわかるんだか見なければ絶対に伝わらない世界」が始まる。
で、全日本プロレスの試合開始時刻まではあと10分あまり…
よって、続きはまた後で!

*1:大鷲さんが「親方」を勤めるヒール軍団。メンバーは魔ッスル坂井、猪苦魔裕介、中澤魔イケル、魔スカラ=ゲイレーラ(男色ディーノ)など。悪い人たちの集まりなので、構成員の名前にはみんな「魔」がつくわけね。と、このネタは実はちょっと古い(例えばディーノはもう謎のメキシカンじゃないとか)んだけど、この方が伝わりやすいと思うので。