マンガを買いました。

萩尾望都「ポーの一族」
島本和彦「逆境ナイン」
王　欣太「ＨＥＡＶＥＮ」
喜国雅彦「傷だらけの天使たち」
高田裕三「毎日が日曜日」
富樫義博「てんで性悪キューピッド」

「ポーの一族」は、さすがに有名なだけあって読みごたえのある作品でした。ていうかまだ読み終わってないし。
少女マンガはそこまで苦手ではないんだけど、古いのとか新しいのはさすがに厳しいね。古いのは…まぁ、「エースをねらえ！」も「ガラスの仮面」も読めたから、単に「ポーの一族」にそこまでついていけてないだけなのかも。

下の三作は、単純に懐かしいなぁ、と。キクニは今読んでも面白かったけど、他のふたつはさすがに記憶の補完ていどかな。キクニＬＯＶＥ。

「ＨＥＡＶＥＮ」を読むと、あぁ、やっぱり「蒼天航路」は無理してた…というか、絵柄はともかくとして、重厚な歴史観を駆使するタイプのストーリーには向いてないかな、という気はする。「ＨＥＡＶＥＮ」の、ゴリッとした感情を軽薄に描くスタイルは好きだしこの作品はいいと思うけど…単純に向き不向きはあるなぁ、という感じで。

「逆境ナイン」はもう。
そりゃあもう。
俺みたいなハンパ者は、不屈闘志に申し訳なくて。で、この「申し訳ない」という自覚じたいが逆境からの逃亡だってことにすぐ気づいたりとか…めちゃめちゃ燃えたけどめちゃめちゃ凹まされた。
島本和彦はすごい。うん、すごい。