K−1MAX当日。

予想というかカードを眺めた感想と展望を。

手っ取り早く言えば、サバイバル戦か。ま、安廣はHAYATOに比べればまだいい成績だし正道会館所属でもあるから、若干HAYATOのほうが分が悪い。
安廣のほうが勝てるんじゃないかな。ラウンド終了間際のかけ逃げもあるしね。

この試合のテーマは「次世代対決」。ポスト魔裟斗はどっちかな、と。
DoAでのTATSUJIを見ていないからはっきりとはわからんけど、ゆーやを倒しきるのは難しいと思う。
対するゆーや陣営も、所属する青春塾がとてもいい環境になっているらしいが、そのイケイケムードが逆に命取りになりそうな気配を感じる。
でもまぁ、期待込みでゆーやの勝ちにしてみる。

異種格闘技戦」。ボクシング対総合か…。
上山が、ボクサーの出足を止められるくらいのローキックを出せるかがポイントになる。
で、たぶんそれは出来るから、上山の勝ちを予想。しかもKOとか。

「キックボクシング」。頼むからこの試合はヒジヒザありの5Rにしてくれ。
佐藤が試合を支配しかけたところで3Rのゴング。観客からブーイングがあがる中、辛うじてK−1向きのファイトを見せた新田が判定勝利…だとは思うんだが。
でも、キックのリングにも上がる新田に対して、佐藤はもうK−1しかない。ここんとこの現実感を佐藤が切実に思っていれば、K−1用に「倒す技術」を身につけてきているかもしれない。
大いなる期待を込めて、佐藤の勝ちに一票。


一回戦以上のステージの予想は、これが当たらなかったら意味がないので略。
念のためまとめておくと、準決勝は

  • 安廣−山本
  • 上山−佐藤

こうして予想はしてみたが、佐藤か新田の優勝じゃないかと思うけど。
しかし、変換しにくい選手ばっかり出てるなぁ。これはライターさんたち、苦労してるだろうね。
全体を通してのカード観としては、「誰が勝つか」という一点というよりは、「誰が何を見せるのか」というほうが強い。MAXの転換期的な興行になるのは間違いないだろう。「これだけやって変わりませんでした」というオチも含めてね。

トーナメント以外のカードでは、月並みだけどブアカーオ対ザンビディスがやっぱり目を引く。これは楽しみだなぁ。