ありがとうPRIDE。

pon-taro2007-04-28


有志による「PRIDE10年を振り返る会」に出席してきました。意志が弱いので2時間半も予定オーバーで。


いろいろ感じましたね。
「競技会だった格闘技をビジネスにした」
「そのためには黒い噂などにもなりふり構わずやってきた」
「結果、それが命取りになった…」
ざっくり語ると、こんな感じなのかなぁ。


個人的には昨日の日記で書いたように、実際に会場で観戦した一番最初の興行がやっぱりインパクトがでかかった。
当時、大人気だったのは桜庭和志
自分はそんなに好きじゃなかったけど、「イベントの旗手」としては、あの当時はあれ以上いない人材だったと思う。
その桜庭が負けたのが、PRIDE13。2001年の興行だったそうです。
そんなに好きじゃなかったはずの桜庭が負けて…なぜかやたらと落ち込みながら帰ったのを、今でもはっきり覚えています。
対戦相手、つまり桜庭に勝ったのは、ヴァンダレイ・シウバ
あの時、どうしてあんなに落ち込んでいたのか…その理由は今でもよくわかりません。


今回、いろいろな人からPRIDEの話を聞いていて思ったこと。
『PRIDEがなかったら、自分も参加できるようなこういう集まりはなかったんだろうな』
もちろん、いわゆるマニアの交流会はあっただろうし、今はネットもあるから集まる人は集まるべくして集まっただろうとは思います(笑)。
けど、修斗ファン、パンクラスファン、リングスファン、その他諸々のファン同士の交流以上に、「俺らマニア(ミオリンさん曰く)」の共通認識として、PRIDEより使いやすい世界はなかったと思う。
そんなことを考えていました。


正直もうPRIDEには興味はないし、だいたいまだPRIDEそのものは終わってない。
だから万感を締めくくってしまうのにはまだ早い…のだけど、それはわかっているんだけど。
PRIDE、ありがとう。楽しかった。PRIDEを観てたおかげで色々なことがあった。
PRIDEがなかったら、たぶん今のようなプロレスファンにはなっていなかった。俺は今プロレスファンでいることを幸せに思う。だから、そのきっかけとなったPRIDEに、ありがとう。
いろいろ納得いかないこともあるけど(苦笑)、とりあえず今日は、素直に。


いや、だからまだ終わっちゃいないんだけどね(苦笑)。




画像は、晩飯にした新宿「アカシア」のロールキャベツ。一品はKRBっていう自家製ハム。やはり旨かった!