ついに ねんがんの 「大神」 を クリアしたぞ ！

総プレイタイム60時間40分。
リセットはあまりないので、ほぼ実プレイタイムに近い数値と思われます。
長かった…！

困ったことにラスボスを他のところですでに見てしまっていたので、ラストバトルの緊張とサプライズが微妙に削がれたような気がしないでもないですが（苦笑）、充実のプレイでした。

ゲームがネットで配信されるようになってきている昨今、もしかしたら今後こういうゲームは、あらかじめ「前編」「後編」のようなかたちでリリースされるようになるかもしれませんね。
それくらい、あえて続編を待たなくてもよいほどの完成度だったと思います。

ゲームとしては、最近よくある「やらせたい事の詰め込み」がちょっと多いかな…とは感じるけど、これはある程度しかたないのかな。
今風のジャンル定義でいえば「ドラマチック・アクション・アドベンチャー」みたいな呼び方になるんだろうけど、この「アクション」の部分の神経質さがちょっと気になった。「難しくはないけどめんどくさい」というバランスに感じてしまったのでね。
視点移動前提のわりにカメラ操作がもっさいとか、中ボスとザコの間くらいのランクの敵のパターンが厳しめ（属性攻撃の選択ミスで一気にピンチになる）とか、世界観の構築とゲーム要素の盛り込みがちょっとアンバランスだったかな、という印象だった。

ただまあ、ロックマンとか魔界村みたいなガチガチのアクションに比べたら、全然ヌルいんだけどね。

あと、これは根本的な問題なんだけど…
なんだかんだでアクションゲームなので、基本的にはずっとキャラクター操作に注力してなきゃいけないわけですよ。
で、フィールド画面から小道具やメニュー画面やらザコバトルに至るまで雰囲気出しまくりなので、わりとこの60時間というプレイ時間中は、緊張しっぱなしだったりします。
そのせいで、むしろイベントシーンのほうが弛緩してしまうというか、例えばテキストを送りすぎちゃったりとか、振り返ってあまり印象に残ってなかったりとか、せっかくの演出を楽しめずになってしまってたかなー、と。
だからアレかな、２周めでのんびりと、あまり先に先へとガッつかずに進めていこうかな、という気分です。

なんだろうなー。途中では「もう二度とやるか！終わったらクソミソに書いてやる！」と思ってたんだけど、実際にクリアしてみたらやっぱりいい印象も残るもんだ（笑）。
「大神」、いい作品でしたよ。はい。