「神実況・ドラマティック・ドリーム・トークライブ」前半。

pon-taro2009-11-13

行ってまいりました「神実況DDT」。主催は「神実況推進プロジェクト」略して「カミプロ」です(画像1)。チケットプレゼントいただいた週モバ様ありがとうございます。
ぶっちゃけ、ロフトプラスワンのイベントは、チケ代より飲み代がかかるんですけどね(苦笑)。金あるときに、派手に飲み食いしながら参加したいんだよなぁ。

さて。
ちゃんとしたレポはとても書けませんので、いくつかの写真と印象に残ったフレーズでコンパクトにお届けしたいと思います。


というわけで、そもそもこの「神実況」をひとつのジャンルにまで押し上げてくれたニコニコ動画ニコ厨たちに乾杯、でスタート。(画像2)
カメラ位置から気づいていただけるとありがたいんですが、座席位置はステージ脇の楽屋あるいは関係者用だと思ってたスペースでした。ある意味レアなボックスシート
ちなみにこれ、チケプレ当選者席というわけでもなく、ただ単にギチギチだっただけ、というのが真相です(笑)。

第一回ということで、村田氏と鈴木氏との出会いから。それは折原昌夫主催興行(メビウスではなく、それより前だそう)で、有象無象による変則タッグマッチが行われていたそうな。
で、その中に「怪獣ぎゃおっぴ」なる選手がおり、彼は怪獣だから四つん這いのまま戦っていたのだそうだ。
それまで慣れないゲスト解説を精一杯勤めていたプロデューサーの折原の心が一瞬でヘシ折れる中、村田氏は平然と実況し続けた、とのこと。
で、ここで名言そのいち。

「リングに上がっているのが四つ足の怪獣ならば、わたしはそれをそのまま実況するだけなんです!」

染みる!これですよ。何気に、この日いちばんの名言だったと思います。
リアルとファンタジーが交錯しがちなインディープロレスマットでは、しばしばファンタジーをファンタジーとして楽しみかつ語るのが作法のようにされてい(ると思い)ますが、実はそうではない、と。
村田実況の真髄は、「リアルだろうとファンタジーだろうと、リング上の事実がすなわち真実である」という認識にあるんですなぁ。
今思えば、僕はこの言葉を聞きに行ったんです。最高!


キャンプ場プロレスのバス実況などの映像が上映される中、現地ファンが撮影したという「飯伏のスイッチが入った瞬間の決定的映像」なるものが。
それは、山場のひとつである花火銃撃戦の中、後方にいたオメガの放った打ち上げ花火が飯伏の背中と尻へ続けざまに炸裂した瞬間を収めた映像だった。
ここで、名言そのに。

「これでスイッチ入ったのが(飯伏の)背中でわかったんですよね。飯伏の狂気は背中でわかるんです」

インディープロレス界の至宝・飯伏幸太の試合を誰より多く実況してきた村田氏だからこそ言える一言だったと思います。


続いて、明治大学講義プロレスの映像。これは、サムライTVで放送されたのは別バージョンとのことで、これに乗せてライブ神実況!(画像3)
多少は客前であることを意識しすぎたか、いつもとはちょっと違う雰囲気ではあったものの、この試みこそがこのイベントの真骨頂だと思います。
なんなら、次回以降は客を無視していつも通りの実況のつもりでやってほしいぐらいでしたねー。


そんなこんなで前半終了。
今回のために鈴木氏が用意したという特製マグカップ(\500)に長蛇の列ができていました。


(つづく)